
(よくある誤解Q&A/受診前チェックリスト付き)
こんにちは、みくちゃんだよ😊
今回は ASD(自閉スペクトラム症) について、ラボくんと一緒にわかりやすく整理していくね。
「自分も当てはまるかも…?」と思った人が、怖くならないように、やさしく書いていくよ。
はじめに:「ASDって結局なに?」が一番むずかしい
ASDってよく聞くけど…結局どんなものなの?
「空気が読めない」とか言われるけど、それって性格の話じゃないの?
うん、その誤解は本当に多いよ。
ASDは「性格が悪い」とか「努力不足」じゃなくて、**脳の特性(感じ方・考え方のくせ)**なんだ。
そして「スペクトラム」っていうのは、強さや出方が人によって幅広いって意味だよ。
1. ASDの特性は大きく2つの方向に出やすい
2つの方向?
うん。すごくざっくり言うと、ASDの特性はこの2つが柱になりやすいよ
① 人とのやりとりが“むずかしく感じる”ことがある
- 会話のタイミングがつかみにくい
- 何をどう返すのが正解か迷う
- あいまいな言い方が苦手(「適当に」「いい感じに」など)
- 雑談が疲れる/目的がない会話が苦手
。
「普通に話してるだけ」でも疲れる人、いるよね…
② こだわり・変化の苦手さが出ることがある
- 予定変更がしんどい
- ルールや手順が決まってると安心する
- 好きなことは深く集中できる
- いつもの流れが崩れると一気に疲れる
ここで大事なのは、これが「欠点」だけじゃないってこと。
集中力・丁寧さ・一貫性みたいな強みにもつながるよ。
2. “感覚の疲れ”が大きい人もいる(ここが見落とされがち)
ラボくん👦:
ASDって会話の話ばかり聞くけど、それ以外もあるの?
みくちゃん👩🏫:
あるよ。むしろ「ここが一番つらい」って人も多い。
ASDの人は、感覚が敏感だったり、逆に鈍かったりして、疲れやすいことがあるの。
- 音がつらい(生活音、人の声、雑音)
- 光がまぶしい(蛍光灯、日差し)
- においが苦手(香水、柔軟剤)
- 服のタグ・素材が気になる
- 人混みで頭が真っ白になる
ラボくん👦:
それって外から見えないから、誤解されそう…。
みくちゃん👩🏫:
そうなんだよ。
だから「甘え」じゃなくて、脳の負荷が高い状態って知っておくのが大事。
3. 「困りごと」は環境で変わる。だから対策も“環境調整”が効く
ラボくん👦:
ASDって診断されたら、もうどうにもならないの?
みくちゃん👩🏫:
全然そんなことないよ😊
ASDは“その人の特性”だから、直すというより、合う環境に寄せることでラクになることが多い。
たとえば…
- 指示は「具体的」に(期限・順番・完成形をはっきり)
- 予定変更は早めに共有
- 雑談より「目的のあるやりとり」中心にする
- イヤーマフ・サングラス・静かな場所で負荷を下げる
- 作業を「小さく分ける」
ラボくん👦:
なるほど。本人の努力だけじゃなくて、やり方の問題も大きいんだね。
よくある誤解Q&A(ここだけ読んでもOK)
Q1. ASD=「空気が読めない人」なの?
みくちゃん👩🏫:
「空気が読めない」じゃなくて、空気の読み方がみんなと違うことがある、ってイメージが近いよ。
相手の気持ちが分からないというより、手がかりがつかみにくいことがあるんだ。
Q2. ASDの人は「共感できない」って本当?
みくちゃん👩🏫:
これも誤解が多い。
共感がないんじゃなくて、表現の仕方が違うだけの人も多いよ。
心の中ではすごく気にしてるのに、顔や言葉に出にくい場合もある。
Q3. ASDなら必ず“こだわりが強い”?
みくちゃん👩🏫:
こだわりの出方は人それぞれ。
目立つこだわりが少ない人もいるし、逆に「生活の手順」みたいなところで強く出る人もいるよ。
Q4. 大人になってからASDって分かるのは遅い?
みくちゃん👩🏫:
遅くないよ。
大人になってから「働き方」「人間関係」で困って気づく人も多い。
“今まで頑張って隠してた”人ほど、あとからしんどくなることもあるんだ。
Q5. ASDは治るの?
みくちゃん👩🏫:
ASDは病気というより特性だから、「治す」というより
自分に合うやり方・環境を見つけるのが現実的で、効果も出やすいよ。
受診前チェックリスト(相談したい人向け)
ラボくん👦:
もし相談するなら、何を準備しておけばいい?
みくちゃん👩🏫:
これをメモしておくと、話が整理しやすいよ📝
全部じゃなくてOK。「思い出せる範囲」で大丈夫。
① 困りごとの場面(どこで困る?)
- □ 職場/学校
- □ 家(家事・片付け・家族との会話)
- □ 友人・恋愛
- □ 外出(人混み・店・電車)
② 人とのやりとりで困ること
- □ 雑談が苦手/疲れる
- □ 相手の意図が読み取りにくい
- □ 言葉をそのまま受け取りやすい
- □ 断り方が分からない
- □ 会話のタイミングが難しい
③ こだわり・変化の苦手さ
- □ 予定変更が苦手
- □ 手順が崩れると混乱する
- □ 同じやり方に安心する
- □ 1つのことに集中しすぎる/切り替えが難しい
④ 感覚の負荷(これが大事!)
- □ 音がつらい
- □ 光がまぶしい
- □ においが苦手
- □ 触感が苦手(服・タグ・髪・肌)
- □ 人混みで疲れ切る
⑤ 子どもの頃の傾向(覚えている範囲で)
- □ 集団が苦手だった
- □ 一人遊びが多かった
- □ こだわりが強かった
- □ 友達関係でつまずきやすかった
- □ 急な変更が苦手だった
⑥ 受診で聞きたいこと(そのまま読める)
- □ ASDの可能性はありますか?
- □ もしそうなら、日常でラクになる工夫は何ですか?
- □ 仕事・学校での配慮は何をお願いできますか?
- □ 診断や検査が必要なら、どんな流れですか?
最後に:当てはまっても、怖がらなくて大丈夫
ラボくん👦:
当てはまる所があると、ちょっと怖くなる…。
みくちゃん👩🏫:
うん、怖くなるよね。
でもね、ASDを知ることは「欠点探し」じゃなくて、
自分がラクになる説明書を手に入れることなんだよ😊
「なんで自分だけ疲れるんだろう」
「なんでうまくいかないんだろう」
その理由が分かるだけでも、責める気持ちが減っていく人は多いよ。
追記用:記事ラストに入れる「みらいLABO紹介+宣伝」
もしこの記事を読んで、
「当てはまるところがあるかも…」って不安になった人がいたら、まず伝えたいよ。
あなたが悪いんじゃない。
ただ、脳の“得意・苦手の配分”が、人と違うだけかもしれないんだ😊
ASDの困りごとは、気合いでどうにかするより、
「環境」と「やり方」を整えるほうがラクになりやすいことが多いよ📝
指示を具体化したり、作業を小さく分けたり、感覚の負荷を下げたり…。
そういう“工夫”は、ちゃんと仕事のスキルにもつながっていくんだ。
みらいLABOのこと、少しだけ紹介させてね😊
こんにちは、改めてみくちゃんだよ。
わたしたち**「みらいLABO」は、さいたま市にあるAI・IT特化型の就労継続支援B型**で、
「自分に合う働き方」を一緒に探していく場所なんだ📝
みらいLABOでは、こんな工夫を大事にしているよ。
- 曖昧な指示じゃなくて、手順を見える化(テンプレ・チェックリスト)
- 作業を小さく分けて、続けられる設計(30分からでもOK)
- 感覚の負荷を下げる工夫(在宅利用の相談もOK)
- AIを“第2の脳”として使う練習(整理・言い換え・ログでつなぐ)
「雑談が苦手」「予定変更がしんどい」「音や光がつらい」
そういう悩みがある人ほど、合う形を作るだけで驚くほどラクになることがあるよ。
まずは“相談だけ”でも大丈夫だよ👋
「自分の場合、どんな工夫が合うかな?」
「働くのが不安だけど、少しだけ動きたい」
そんな気持ちが出てきたら、まずはオンライン説明会や相談で、気軽にお話ししようね😊
顔出しなし・聞くだけでもOKだよ。
怖い気持ちのまま、ひとりで抱えなくて大丈夫。
あなたに合う“説明書”を、一緒に作っていこうね📝✨
