ここでは、さいたま市見沼区にある就労継続支援B型事業所 みらいLABOで制作しているコンテンツ一部の制作過程をご紹介しています。
のAI作曲ツールSunoを使って、自分だけのオリジナル楽曲を生成する方法を、ステップバイステップで分かりやすく解説します。音楽の知識がなくても誰でも作れます。一緒に楽しく音楽を作りましょう。

1. Sunoとは

Sunoは、テキスト(歌詞や指示)を入力するだけで、AIが自動的に音楽を生成してくれる革新的なツールです。まるで魔法のように、あなたのアイデアが音楽として形になります。
- 特徴:
- 簡単操作: 音楽の知識がなくても、直感的な操作で楽曲生成が可能。
- 多様なジャンル: ポップ、ロック、クラシック、EDMなど、様々なジャンルに対応。
- 高品質な楽曲: AIが作曲、編曲、ボーカルまで担当し、クオリティの高い楽曲を生成。
- 無料プランあり: 無料プランでも楽曲生成が可能なので、気軽に試せる。
- 商用利用可能: 生成した楽曲は、商用利用も可能です(プランによって条件が異なります)。
- Sunoの始め方:
- Sunoの公式サイト (https://www.suno.ai/) にアクセス。
- GoogleアカウントまたはDiscordアカウントでサインアップ。
- 無料プランまたは有料プランを選択。
2. 生成したい楽曲の歌詞作成 (ChatGPT活用)
Sunoで楽曲を生成する上で、歌詞は非常に重要な要素です。しかし、歌詞を自分で考えるのは難しいと感じる方もいるかもしれません。そこで、強力なAIアシスタントであるChatGPTを活用して、歌詞を効率的に作成する方法をご紹介します。
1.ChatGPTを使った歌詞作成のステップ:
テーマとジャンルを明確にする:
- どんなテーマの曲を作りたいのか(例:失恋、友情、旅立ち、夢など)
- どんなジャンルの曲にしたいのか(例:ポップ、ロック、バラード、EDMなど)
- 曲の雰囲気はどんな感じにしたいのか(例:明るい、切ない、力強い、楽しいなど)
これらの情報を明確にしておくことで、ChatGPTに具体的な指示を出すことができます。
ChatGPTに指示(プロンプト)を出す:
プロンプトとは、AIへの指示書みたいなものです。
- ChatGPTに、テーマ、ジャンル、雰囲気などを伝え、歌詞のアイデアを生成してもらいましょう。
- 具体的な指示を出すことで、よりイメージに近い歌詞が生成されます。
プロンプトの例:
- 「失恋をテーマにした、切ないバラードの歌詞を書いてください。Aメロ、Bメロ、サビの構成でお願いします。」
- 「友情をテーマにした、明るく元気が出るポップソングの歌詞を書いてください。サビは特に盛り上がるように。」
- 「旅立ちをテーマにした、壮大なロックバラードの歌詞を書いてください。希望に満ちた歌詞でお願いします。」
- 「夢を追いかける若者をテーマにした、疾走感のあるEDMの歌詞を書いてください。未来への希望を感じさせる歌詞でお願いします。」
より良いプロンプトにするためのポイント:
- 具体的に: 抽象的な指示ではなく、具体的な指示を出す。
- キーワードを入れる: テーマに関連するキーワードを入れる。(例:失恋なら「涙」「別れ」「思い出」など)
- 感情を伝える: どんな感情を表現したいのかを伝える。(例:悲しみ、喜び、希望、不安など)
- 構成を指定する: Aメロ、Bメロ、サビなどの構成を指定する。
- 文字数を指定する: 各パートの文字数を指定する。(例:Aメロは4行、サビは8行など)
ChatGPTが生成した歌詞を添削・修正する:
- ChatGPTが生成した歌詞は、そのまま使えることもありますが、多くの場合、添削や修正が必要です。
- 自分のイメージに合うように、言葉遣いや表現を調整しましょう。
- リズムやメロディーに合うように、言葉の長さを調整しましょう。
- 著作権に配慮して、既存の歌詞と似た表現がないか確認しましょう。
歌詞の構成を整える:
- Aメロ、Bメロ、サビなどの構成を整えましょう。
- 曲全体の流れを意識して、歌詞の順番を調整しましょう。
Sunoに歌詞を入力する:
- 完成した歌詞をSunoに入力し、楽曲を生成しましょう。
※ChatGPT活用のメリット:
- アイデア出しの効率化: 歌詞のアイデアをゼロから考える必要がなくなり、効率的に歌詞を作成できます。
- 表現の幅が広がる: 自分では思いつかないような表現や言葉遣いをChatGPTが提案してくれるため、表現の幅が広がります。
- 客観的な視点: ChatGPTは客観的な視点から歌詞を生成するため、自分の主観に偏った歌詞になるのを防ぐことができます。
※ChatGPT活用の注意点:
- 著作権: ChatGPTが生成した歌詞は、既存の歌詞と似た表現が含まれている可能性があります。著作権に配慮して、必ず確認しましょう。
- オリジナリティ: ChatGPTが生成した歌詞をそのまま使うのではなく、必ず自分の言葉で添削・修正し、オリジナリティを高めましょう。
- 過信しない: ChatGPTはあくまでツールです。ChatGPTに頼りすぎず、自分のアイデアや感情を大切にしましょう。
ChatGPTとSunoを組み合わせることで、より簡単に、よりクリエイティブに、オリジナル楽曲を制作することができます。ぜひ試してみてください!
ChatGPTへのプロンプト例

このプロンプトをChatGPTに入力すると、以下のような歌詞が生成されました。
以下chatGPT原文のまま
もちろんです!🎄
ご指定のテーマ(クリスマス・明るい・サンタクロース・雪)と構成(一番=高揚感、二番=楽しみとサンタ待望、Cメロ・ラスサビ=名残惜しさと次のクリスマスへの希望)に沿った歌詞案を作りました。
🎅✨タイトル案:「また来年のクリスマスへ」
【一番】
街中きらめくイルミネーション
胸が踊る鐘の音
白い息がほら弾けて
冬が笑ってるよ
遠くから聞こえるメロディ
心がふわりと舞い上がる
赤い帽子の夢を見て
今日は特別な夜
(サビ)
クリスマスがやってくる
雪の粒が光るリズム
みんなの笑顔包み込む
サンタクロースの魔法
世界中を照らしてく
Merry Merry Christmas Night
【二番】
窓の外で星が瞬く
手をつないで歩く街
プレゼントを抱えながら
笑い声が響くよ
暖かいココアの香り
待ち遠しいサンタの足音
眠れないまま願いかける
今夜は奇跡の夜
(サビ)
クリスマスを楽しもう
雪のダンスに包まれて
心の灯り消さないで
サンタクロースが来る
世界中が歌い出す
Happy Happy Christmas Day
【Cメロ】
気づけば夜が明けて
靴下の中に夢がひとつ
過ぎてく時間が少し
切なく優しく光る
【ラスサビ】
ありがとうクリスマス
笑顔くれたこの季節に
また会える日を信じて
雪がそっと囁く
来年もまたここで
Merry Merry Christmas Again
ご希望があれば、
- メロディに合わせた音数調整
- 特定アーティスト(例:J-POP風・アイドル風・バラード調)への寄せ方
なども対応できます。
どんな雰囲気で仕上げたいですか?(例:爽やかポップ/温かいバラード/キラキラ系アイドル曲 など)
といった感じになりました。
上記のように希望があれば特定ジャンルに寄せた歌詞にしてもらうこともできます。
3.歌詞に則ったジャンル決め
歌詞の内容に合わせて、楽曲のジャンルを決めましょう。ジャンルによって、曲の雰囲気やリズムが変わります。
- ジャンルの例:
- ポップ: 明るくキャッチーなメロディーが特徴。
- ロック: 力強くエネルギッシュなサウンドが特徴。
- バラード: しっとりとしたメロディーで感情を表現。
- EDM: ダンスミュージックとして、アップテンポでノリの良い曲。
- カントリー: アコースティックギターやバンジョーを使った、温かみのある曲。
- ヒップホップ: リズムに乗ったラップが特徴。
- ジャズ: 自由なアドリブ演奏が特徴。
ジャンル選択のヒントとして
↓
歌詞のテーマや雰囲気に合うジャンルを選ぶ。
好きなアーティストや楽曲のジャンルを参考にする。
Sunoのサンプル曲を聴いて、イメージを膨らませる。
今回、先ほど生成した歌詞の内容から
ジャンルはポップな感じで、明るくて爽やかな感じでジャンル選定してみます。
4. 実際に楽曲生成してみる
いよいよSunoを使って楽曲を生成してみましょう。
Sunoでの楽曲生成手順:
- SunoのCreateページにアクセス。

2.“Lyrics” 欄に作成した歌詞を入力

3.“Styles” に、曲のイメージやジャンル、ボーカルスタイルなどを入力。例ではクリスマスを題材にした歌詞にしたので、クリスマスにちなんだスタイルを入力。

クリスマスと冬の雰囲気を出したいので Christmas,winterと入力
明るく踊りたくなるような感じにしたいので festival danceと入力
邦楽にする場合は jpopと入力
壮大な感じも出したいので orchestraと入力
4.“Create” ボタンをクリック。

Sunoが楽曲を生成するのを待ちます。(数分かかる場合があります)
実際に生成した楽曲がこちら
- 生成された楽曲の編集:
Sunoでは、生成された楽曲を編集することはできません。もし気に入らない場合は、歌詞やプロンプトを修正して、再度生成してみましょう。
生成された楽曲をDAW(Digital Audio Workstation)ソフトなどで編集することも可能です。
5.Sunoを使いこなすためのヒント
- プロンプトを工夫する: より具体的に指示することで、イメージに近い楽曲を生成できます。
- 様々なジャンルを試す: 色々なジャンルを試して、自分の好みの音楽を見つけましょう。
- 他のユーザーの作品を参考にする: Sunoのコミュニティで、他のユーザーの作品を参考にしてみましょう。
- 諦めずに何度も試す: AIは完璧ではありません。何度も試すことで、より良い楽曲を生成できます。
6.動画作成
楽曲の生成が終わりました。
このあと、音源を貼る動画(画像も可)を作成してみます。
動画作成ソフト・アプリは種類が多いため、自身が使いやすいものを色々触って選択しましょう。
CapCutはイラストもAI生成できて、スマホでもできるのでおすすめです。
簡単な手順
生成した楽曲をダウンロードして、インポート(抽出)する。

AIメディアでイラストをプロンプトする。
どういうイラストがいいかは曲の雰囲気で決めます。
(例、アニメ調 クリスマスの夜 ワクワク楽しい 笑顔の少女 イルミネーションなど)

すると上記のようにイラストが生成されます。
あとは、歌詞が流れるようにするリリックビデオにするも良しです。
どういう映像にしたいかはユーザーの好みです。
7.まとめ
Sunoは、誰でも簡単にオリジナル楽曲を生成できる、素晴らしいツールです。このガイドを参考に、あなただけの音楽を創造し、音楽の世界を広げてみてください。
さらに深くSunoを理解するために:
- Sunoの公式サイトやヘルプドキュメントをよく読む。
- YouTubeなどの動画サイトで、Sunoの使い方に関するチュートリアルを見る。
このガイドはあくまでも参考の一つとしてください。
ユーザーの使い方によって使用感は変わります。

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